報道ステーション「再処理特集第2弾」
5月16日、報道ステーションで「再処理特集第2弾」が放送されました。
ちょっと見にくいですが、Youtubeで観れるのでご覧下さい。
ホントせつないです。でも六ヶ所村の方々、よくインタヴューに答えてくれました。
そして報道ステーション、よく取材してくれました。
Youtube
第1回目の放送はこちらをクリック
報道ステーションにご意見、ご感想を!

patagoniaの環境エッセイで
「核燃料リサイクル」のことが取りあげられています
ここで使われている「花とハーブの里」の写真はPEACE LANDが提供しています
記事もぜひ読んで下さい
patagonia環境エッセイ

「六ヶ所村ラプソディー」にも出演している
十和田の苫米地ヤスコさんが農作業でてんてこまい!
で、お手伝いしてくれる方を募集中です。
我こそはと思う方、ぜひ連絡を下さい。
下の天手子メールで詳細をお聞きください。よろしくお願いします。
天手子メールはこちらから

「通販生活」今度は「ロッカショ」を表紙に掲載!
いつもいいことやってくれます。左右に書かれた文章の問題提起のしかたもいいと思います。
しかも書籍のそばには赤字で「知らなかった事実の連続に 読後、呆然。
中には「ロッカショ」の記事はないけど、
舞台裏座談会◎コンビニエンスストアの巻
「日本中のコンビニで毎月50万円分のお弁当が捨てられている?」とかあって今号も面白いです。
でも日本中のコンビニで捨てられるお弁当って毎月50万円分くらいなの?
話は戻って、原燃はこの「ロッカショ」に対しても抗議しています

青森県小児がんなど癌調査事業についてのお知らせ」広告
3月28日のデーリー東北に載った青森県健康福祉部保健衛生課の広告です。
もちろんやらないよりやった方がいいんだけど、これってけっきょく人体モニタリングってことじゃないの?こんなことやらなきゃいけないんだったら再処理なんてない方がいいのに。別にやらなきゃいけない必要性だってないのに。それにここに数字が出てきちゃったらもう遅いんだもん。
上の広告をクリックすると原寸大のpdfファイルがご覧になれます。

田中優さんの新事業!

田中優さんが新しい事業「天然住宅」を立ち上げ、いよいよ活動中心の生活に入るそうです。もちろんこれも非営利事業。日本の住宅事情、建築事情、森林事情を変革させようという壮大な計画です。
4月10日には「天然住宅」発表会も開催するということです。以下「天然住宅]の大意をお読みになり、ホームページもご覧下さい。

「からだと地球によいものだけで家を建てたら、みなが幸せになりました。」
健康とエコ、そしてサステナブルな経済に関心あるみなさまはじめまして。
わたしたちは、「天然住宅」プロジェクトです。
健康とエコを大切にする、全ての家族の方々に安心できる住まい に住んでいただきたいと考えています。
そして、良質な国産材をもちながら山林が維持できなくなりつつある山と山林経済を復活させたい と願っています。

つきましては、来る4月10日(木)に、「天然住宅」という新しい住宅事業をスタートするにあたりご説明をさせていただく会を開きます。お誘い合わせのうえ、おいで下さい。
「天然住宅」ホームページ


「美味しんぼ」100巻 青森編
「美味しんぼ」っていうマンガをご存知ですか?この第100巻は「日本全県味巡り 青森編」です。この中には僕らも知らないような郷土料理がたくさん出てきます。
そして青森の文化や食文化を「関東以西が失ってしまった日本人の大本が青森にはある・・・」と褒めちぎっています。
それに以前このニュースでもお知らせしましたが、青森の食料自給率は120%近いんです。
青森県外の方はどうぞこの文化に触れにいらっしゃって下さい。そして青森県の人たちは地元の文化をもっと大事にしていきましょう。
そのためにはまず再処理工場を止めましょう!

ロッカショ
2万4000年後の地球へのメッセージ
出版!
坂本龍一さんやSUGIZOさんが中心になって立ち上げた「STOP-ROKKASHOプロジェクト」が作り上げた「ロッカショ本」出ました!企画から紆余曲折を経て1年半が過ぎましたが、2007年12月20日、無事出版にこぎ着けたわけですね。ぜひ読んで下さい。サイトの紹介にはPEACE LANDも仲間入りしています。
出版社:講談社 定価:¥1,200

日本原子力研究開発機構からの回答
日本原子力研究開発機構にこんな質問をしてみました。

「そちらで出している資料に「再処理施設におけるクリプトン回収・固定化技術開発」がありますが、ここの最後の方にある「今後の展開」に「残された固定化の課題に取り組み、クリプトンの回収と固定化のトータル技術を今後5年間で見通しをつけ技術を集大成する」とありますが、現在2007年時点でその技術はどこまで進んでいるのでしょう。また「今後5年間のクリプトン固定化技術の試験計画(本5ヵ年で開発を終える予定)」とありますが、この期間内に技術が確立できない場合はその後の研究はどうなるのでしょう?以上よろしくお願いします。」

1ヶ月ほどして次のような回答が返ってきました。

「当機構では、環境への放出放射能量低減化の技術開発の一環として、再処理施設から放出される放射性気体廃棄物の中から放射性クリプトンを回収、貯蔵する技術開発に取り組んでいます。
クリプトンを回収する技術については、再処理施設において発生した気体廃棄物を受入れて試験を実施した結果、技術的な目処を得ました。
一方、回収したクリプトンを長期間安定に貯蔵するための固定化技術については、回収したクリプトンを用いた実験室規模での試験により一定の成果を得ました。
さらに工学的課題を検討するため取扱量を増やし、研究開発を実施しています。
これらの技術は、研究開発の段階にあることから、再処理施設で実際の気体廃棄物の処理に用いているものではありませんが、将来における環境放出放射能量低減化の必要性に備えて技術情報を整理しておくことは意義のあることと考えており、「再処理施設におけるクリプトン回収・固定化技術開発」で示した試験計画に基づき、今後も技術開発を進める予定です。当機構では、環境への放出放射能量低減化の技術開発の一環として、再処理施設から放出される放射性気体廃棄物の中から放射性クリプトンを回収、貯蔵する技術開発に取り組んでいます。」

これって回答じゃありません。ということでまた次のようなメールを送りました。

「原子力機構 広報部様
質問への回答ありがとうございました。とは言ってもこれでは回答になっていませんね。
私は現時点でどこまで技術開発が進んでいるのでしょうという質問をしたのです。いただいた回答は「再処理施設におけるクリプトン回収・固定化技術開発について」に書かれていることです。先日お電話した際「今文書を検討していますので・・・」ということだったので、けっこうきちっとした回答が返ってくるのだろうと期待していましたが、やはりいわゆる原子力関係の機関の文書でしかありません。
もう少し詳しい情報はいただけないのでしょうか?また追加の質問として「再処理施設におけるクリプトン回収・固定化技術開発のためにこれまでに殿くらいの金額を投入しているのでしょう?」現在、独立行政法人のあり方が問題になっていて日本原子力研究開発機構の長及び技術職員もトップ20に入る給与がでていると聞きます。もちろんそれはそれなりの技術を持ち、これからのエネルギー政策に不可欠な開発を進めていらっしゃると思うので当然なのでしょうが、それならばちゃんとその成果を国民に告知する活動もしなければいけないんではないでしょうか。前回の質問に関してのもう少し詳しい内容の回答と、今回の質問をあわせて再度回答いただきたいと思います。
よろしくお願いします。

再度回答が来たらまたお知らせします。みなさんも質問してもたらどうでしょう。
日本原子力研究会初機構(このページの左に「お問い合せ」という項目があるのでここをクリックすると「お問い合わせフォームをご利用ください」があるのでここをクリック!!)

12月12日原子力安全・保安院
原子力政策「転換」議員懇談会
またすごい映像がご覧になれます。
12月12日原子力政策「転換」議員懇談会の勉強会が参議院議員会館で開かれました。
この日のテーマは「柏崎刈羽原発の設置許可について」です。すべての映像をご覧下さい。
バカなこと言っています。
メインページから「保安院」をクリックすると懇談会の模様がご覧になれます。その他の動画も面白いので観て下さい。
映像はここをクリック

牛乳中のストロンチウムが
青森県の予測値の3825倍
「美浜の会」がまたまたすごい資料を作ってくれました。今回は既に稼動しているフランスのラ・アーグ再処理工場周辺の農・畜産物と周辺海域の海産物の放射能濃度の測定値を、青森県が予測している食品中の放射能濃度と比較しています。
これによれば、牛乳では青森県の予測値の3825倍もの濃度の放射能がラ・アーグ周辺の牛乳から検出されています。
青森県の予想値のこの低い数字はどこから出てきてるんだろう?三村知事は11月にフランスへ視察に行ったけど、こういう資料を見ているのかな?この資料はフランス政府も公認しているものです。
もっと詳しい資料を「美浜の会」のホームページでご覧下さい。
この資料はすごく貴重です。どんどん広めて下さい。

ATOM de NIGHTの模様が動画で観れるようになりました
11月14日、東京のNaked Loftで河野太郎さん、田中康夫さん、川田龍平さんをお招きして開催した「ATOM de NIGHT」が動画で観れます。ぜひご覧下さい。
くだらない政治家が多い中、この3人の方々はこういう場に出てきて市民と語り合うことをしてくれています。この日河野太郎さんは「僕が首相になったらその翌日に再処理は止まります。」って言ってました。それではご覧下さい!!
↓クリック
ATOM de NIGHT

原子力施設をなぜ都会に作らないのか
青森県のFM放送局・FM青森で「教えてエネルギー」という番組があります。
これは13時50分からの5分間、月曜日から木曜日までの帯番組です。番組の提供は青森県エネルギー総合対策局です。

この番組の11月22日のテーマは「原子力施設をなぜ都会に作らないのか」というものでした。
この日の発言者は東北大学教授で原子力学会倫理委員会委員長でもある北村正晴氏。この番組の中でこんな発言をしています。
「なぜ原子力施設を都会に作らないのかということには説明不足がある。その土地の地盤が強固で、土地代が安く経営的に成り立てば都会に作ってもいいと思っている。」←これは大意で、北村氏自身の意見です。
それに続けて「国の原子力発電の指針によれば、万が一事故が起こって放射性物質の放出が起こったとしても、多数の方々に被曝は与えないようにするという考え方が盛り込まれているのです。
どんなに実際上は安全に設計し運転しても、それはそれとしてとにかく事故が起こった場合という条件を与えた上で、それでも多数の方々が被曝しない事という原則が要求されています。
このため結果的に都市部には建設できないという現状になっているのですが、これは安全ではないから地方に作ると言う話とは違った話であるということをぜひご理解いただきたいなと思います。」
←これは放送局から聞いたものなので、この通りの発言です。

この発言を聞き非常にショックです。これは言い換えれば「地方は都会の奴隷だ」と言う差別指針にほかなりません。しかも青森県のエネルギー総合対策局が提供する番組でです。
人間の命の尊さは都会の人であろうと地方の人であろうと同じです。このように人と人とも思わない輩が国策という名の下に進めているのが日本の原子力政策です。
しかもこの番組は青森県が提供しているのです。なんて事でしょう!!!
おい!青森県知事、何を考えてるんだ?こんなこと言われて平気なのか?
青森県の人たちはこのことに抗議しましょうよ。
そして都会の人たちは「自分たちが使う電気は自分たちの地元で作って下さい。原発を東京、大阪などの都会に作って下さい」ということを国や自治体(東京なら石原都知事)に要望して下さい。そういう運動を広げて下さい。

それでは国の指針「原子炉立地指針及びその適用に関する判断のめやす」をお読みください。

これはすっご〜〜いことです
農林水産業を大事にすることこそ青森のやるべきこと
それなのに、それを放射能で汚さないで!!
pdf

柏崎刈羽原発 地震後の内部写真
中越沖地震で被害が出た刈羽柏崎原発内の写真です。
中味出ちゃってるじゃない。
大丈夫かよ?って大丈夫なわけないよね。
もういい加減にしてよ!
署名していない方はこちらから
artists' power
柏崎刈羽原発署名

おいおい…このグラフは何だ?
原燃のモニタリングのページで9月9日に『E-[高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター]シャフトモニタ指示値の変化』を見ると8時50分ころから急激に上昇しています。
これは再処理工場敷地内にある高レベル放射性廃棄物管理センターにあるモニタに検出された放射能の値です。以前にも2回去年の8月と10月にこのような上昇が見られました。
原燃によれば一時的に静穏状態時(風が吹いていない状態の時)に排気塔から放出された放射能が敷地内に下りて来て高レベル放射性廃棄物管理センターの吸気口から建屋内に入りモニタにひっかたものだということです。でも排気塔からはかなりの勢いで上空へむけて放出されているので、風がない方が上空へまで放射能が飛散するはずです。そして原燃ではこの状態は想定内の事だとも言っています。でも同じようなことが1年の間にもう3回も起きているんです。明らかに原燃が被ばく評価の基礎にしている気象指針が誤りであるという事です。
この事に関しては美浜の会のホームページに詳しく書いてあるので参考にして下さい。
http://www.jca.apc.org/mihama/reprocess/2ndstep060826.htm
美浜の会のシュミレーション動画

低レベルは低レベルな地盤
六ヶ所の原燃の敷地内にある「低レベル放射性廃棄物埋設センター」の地盤は、割れ目が多く、崩れやすい地盤が含まれているんだって。

以前にもこのニュースでお知らせしましたが、再処理工場のある六ヶ所村や原発のある東通村は断層が多く、活断層の疑いのあるものまであるとか・・・しかも今まで隠してきたらしい…またか!

情報公開とか誠心誠意というわりに嘘と核仕事
(かくしごとって打ったらこう変換されましたなのでそのままにしておきますが、僕のパソコンって優秀?)とごまかしの巣窟って感じです。
詳しくは
デーリ東北のオンライン・ニュース

          積み木の上の原発 / 断層の上の再処理工場

3月3日に青森であった講演会「積み木の上の原発」に行ってきました。
地層とか断層の話で初めて聞く言葉がたくさん出てきて、正直良くわからないところもあったんですけど・・・下の地図1.を見て下さい。赤くマーキングをしてあるところが再処理工場です。そしてそこを横切るようにY字の線が書かれていますよね。これが断層なんです。原告団の裁判ではこの断層が活断層か単なる断層かを争っているんです。地図の上にf-1,f-2と書き込まれていますが、以下の文章をお読み下さい。
「六ヶ所村の再処理工場の敷地には、「f 1」、「f 2」と命名された二本の断層が 走っており、それを日本原燃は隠していた。通産省と科学技術庁の技官や 審議官がその事実を知りながら、隠すよう日本原燃に指示を与えていたのだ。「活断層」の 疑いが高かったからである。その二本のうち「f 2」断層は、高レベル廃棄物の貯蔵庫の 至近距離にあり、右側(東側)を走って、「f 1」断層と合流していた。」ということです。とんでもないことですよね。
地図 1.
そして驚くべき事実!!地図2.をご覧下さい。これは再処理工場からもう少し北よりの地図です。下の方には鷹架沼、右側は太平洋です。そして「出戸西方断層」と書かれた赤い線がありますね。これは活断層だそうです。そしてこの先の東通原発はものすごく不安定な地層の上に立てられた原発で、それを称して、元八戸高校教論であり日本地質学会・地学団体研究会・第4期学会会員でもある松山力さんが「積み木の上に原発を建てているようなものだ」と言い、また新潟柏崎原発の反対運動に長く関わってきた武本和幸さんは「こんなにひどいものが何も議論が行われていないのは理解できない」と呆れていました。
今回は僕も「断層」と「活断層」の区別もつかないような状況で参加したので、これ以上詳しいことはお伝えできませんが、これから下北半島の断層を調べるフィールドワークにも参加して、その様子をお知らせできればと思っています。
この断層調査、崖の地層を見ながら地球の歴史を想像し、なんだか宮沢賢治気分でおもしろそうです。
それではまた!!
地図 2.